pregnancy period
2012年 08月 03日
妊娠生活もそろそろ終わりを迎えようとしている。
なんとなく、このコトについてはブログに残さないほうがいいのではないかと考えていたが、自分がブログを初めた頃の気持ちなどを思い出し、やはり記録までに妊娠期の生活について記録しておこうと思う。
この妊娠生活を振り返ると、思い描いていた生活とは正直違っていた。
この度の妊娠は、念願かなってのことだったので、とても嬉しかった。
妊娠前は、漠然と妊娠ということにプラスの印象しか持っていなかった。
さらに、妊娠に関する知識がまったくないに等しかった。看護学校で習ったはずなのに、とうの昔に忘れてしまっていた。
妊娠について知識のないワタシは、マタニティ雑誌を一冊だけ買ってみた。
これについては、以前にこの類の本を大量に買いあさって、結局たくさんの情報だけでアタマでっかちになってしまい、辛い思いをしたことがあったので、むやみやたらに買うことだけはやめようと思っていた。
ヘェ〜。
ほとんどが初めて知ることばかりであった。(ホントは学校で習っているから初めてではないはずなんだけど。笑)
私にこんなことできるのかな~?と思いつつも、やっぱり実感はゼロ。
まぁ、この時点では当たり前だろう。
そんな出来たてホヤホヤの嬉しさから程なくして、担当のドクターからまさかの自宅安静を言い渡され、仕事も休むことになった。
ドクターの言うことを聞いて、家でおとなしくしていたが、症状は治まらず、結局入院。
しかも初めての入院生活となる。
入院後、体は休めたものの、安静制限と突如始まったつわりで、心がゆっくりできた記憶がない。
案の定、入院して一ヶ月で限界が訪れた。
ドクターに「絶対に家で安静にしますから!」と頼み込み、半ば強引に退院。
はぁ…、ダメな患者だ…。
その後は、幸い自宅安静で症状も落ち着き、一時は買い物に出かけたりもできるようになった。
定期的に検診に通う中、ドクターから現在のカラダの状態を聞いた。
まぁ、ふつうの妊娠ではなく、いろいろオマケがついているようで、あんまり無理しないようにとの話だった。
年齢のこともあるし、ある程度のリスクはついてくるだろうと思っていたので、特別驚きはしなかった。
ただ、もう入院生活は勘弁なので、無理なく生活を送るようには心がけていた。
しかし、そんな生活も二ヶ月程で強制終了。
突如として症状が現れて、再入院。
あっという間にシャバでの生活に、おさらばすることに。
入院後、ドクターから「今回は長い入院になると思う。出産までの入院も覚悟して」と。
ええぇぇぇ!
その時、まだ妊娠六ヶ月。
出産までなんて言ったら、あと最低でも三ヶ月は入院。
愕然…。
そして、再び入院生活はスタートした。
突然の入院だったため、やり残してきたことが心配でたまらない。
みりん(猫)とわさび(犬)は、とりあえず実家で預かってもらえることになった。
家計管理は、ダンナにメモと共に一任。
あとは、出産に関するモノの準備やら、赤子を迎える部屋の準備やら。
さて、これからやらないとな~と考えていた矢先に入院となってしまったので、何もできていない。
もうこれについては、ダンナや実家にお願いすることとした。
出産準備の買い物、ちょっとだけ楽しみにしてたから残念だけど、もうそんなこと言ってられない。
もう、徹底して周りにお世話になることに決めた。
さて、入院してからは、24時間持続で点滴をする以外は、安静が一番の治療ということで、ベッドに横になっている時間がほとんど。
起き上がるのは、食事とトイレとシャワーの時のみ。
そんな中で、ゴロゴロ横になりながらお部屋の方とお話をするのが楽しみになった。
同じ部屋の方は、私と同じような状態の方がほとんど。
これも何かの縁なのだろう。
お部屋の方達と、たくさん情報交換をすることができたし、出産して元気に退院していく姿を見ることが出来て、本当に勇気づけられた。
入院生活も一ヶ月を過ぎる頃までは、なかなか症状が落ち着かなかった。
そうなると、いろいろ制限され、当然のごとくシャワーをするのも制限された。
清潔が保持できないというのは、ホントに辛いものである。
これひとつで、闘病意欲に大きな差がでてくることを、身をもって感じた。
シャワーができない期間は、身体を拭いたり、助産師さんにシャンプーをしてもらったりした。
最初はチラチラと自分の仕事のことを思い出し、忙しいなかお願いするのは申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
でも、「そんなこと気にしないで~!」と言っていただいてからは、思う存分患者に徹して、お願いすることとした。
そしてある時は、入院生活が長くなった私に、「ストレス爆発する前に、いつでも何でもいいから言ってね。」と言ってもらったことがあった。
ただ単に、ストレスが爆発するといろいろと面倒になるからというのもあるのかもしれないが、私はこの言葉で、「気にかけてもらえてるんだ」と思えたことで、たまりかけていたストレスが、スッとなくなったのだ。
そんなこんなで、入院生活はまもなく三ヶ月に入ろうとし、同時に妊娠生活も終わろうとしている。
なんとかお腹のチビッコは順調に大きくなり、胎動もそれはそれは活発である。
そして私は、日々大きくなっていく自分の体に悪戦苦闘しながらも、どうにか元気に過ごせている。
妊娠当初、妊娠生活が想像できなかったように、まったく以って出産後の生活が想像できていない。
しかし今、頑張って思い描いたところで、正直その通りには進まないのだろう。
だから、ある程度の事前学習はするが、実践あるのみと思うこととした。
さーて、この次にブログをアップできる時には、新しい生活になっているのかな…?
オマケ
入院時に、出しっぱなしにしてきたコタツ。
真夏の今も、そのままの状態らしい。
もうここまできたら、冬までしまわないでおこうか…。(笑)
なんとなく、このコトについてはブログに残さないほうがいいのではないかと考えていたが、自分がブログを初めた頃の気持ちなどを思い出し、やはり記録までに妊娠期の生活について記録しておこうと思う。
この妊娠生活を振り返ると、思い描いていた生活とは正直違っていた。
この度の妊娠は、念願かなってのことだったので、とても嬉しかった。
妊娠前は、漠然と妊娠ということにプラスの印象しか持っていなかった。
さらに、妊娠に関する知識がまったくないに等しかった。看護学校で習ったはずなのに、とうの昔に忘れてしまっていた。
妊娠について知識のないワタシは、マタニティ雑誌を一冊だけ買ってみた。
これについては、以前にこの類の本を大量に買いあさって、結局たくさんの情報だけでアタマでっかちになってしまい、辛い思いをしたことがあったので、むやみやたらに買うことだけはやめようと思っていた。
ヘェ〜。
ほとんどが初めて知ることばかりであった。(ホントは学校で習っているから初めてではないはずなんだけど。笑)
私にこんなことできるのかな~?と思いつつも、やっぱり実感はゼロ。
まぁ、この時点では当たり前だろう。
そんな出来たてホヤホヤの嬉しさから程なくして、担当のドクターからまさかの自宅安静を言い渡され、仕事も休むことになった。
ドクターの言うことを聞いて、家でおとなしくしていたが、症状は治まらず、結局入院。
しかも初めての入院生活となる。
入院後、体は休めたものの、安静制限と突如始まったつわりで、心がゆっくりできた記憶がない。
案の定、入院して一ヶ月で限界が訪れた。
ドクターに「絶対に家で安静にしますから!」と頼み込み、半ば強引に退院。
はぁ…、ダメな患者だ…。
その後は、幸い自宅安静で症状も落ち着き、一時は買い物に出かけたりもできるようになった。
定期的に検診に通う中、ドクターから現在のカラダの状態を聞いた。
まぁ、ふつうの妊娠ではなく、いろいろオマケがついているようで、あんまり無理しないようにとの話だった。
年齢のこともあるし、ある程度のリスクはついてくるだろうと思っていたので、特別驚きはしなかった。
ただ、もう入院生活は勘弁なので、無理なく生活を送るようには心がけていた。
しかし、そんな生活も二ヶ月程で強制終了。
突如として症状が現れて、再入院。
あっという間にシャバでの生活に、おさらばすることに。
入院後、ドクターから「今回は長い入院になると思う。出産までの入院も覚悟して」と。
ええぇぇぇ!
その時、まだ妊娠六ヶ月。
出産までなんて言ったら、あと最低でも三ヶ月は入院。
愕然…。
そして、再び入院生活はスタートした。
突然の入院だったため、やり残してきたことが心配でたまらない。
みりん(猫)とわさび(犬)は、とりあえず実家で預かってもらえることになった。
家計管理は、ダンナにメモと共に一任。
あとは、出産に関するモノの準備やら、赤子を迎える部屋の準備やら。
さて、これからやらないとな~と考えていた矢先に入院となってしまったので、何もできていない。
もうこれについては、ダンナや実家にお願いすることとした。
出産準備の買い物、ちょっとだけ楽しみにしてたから残念だけど、もうそんなこと言ってられない。
もう、徹底して周りにお世話になることに決めた。
さて、入院してからは、24時間持続で点滴をする以外は、安静が一番の治療ということで、ベッドに横になっている時間がほとんど。
起き上がるのは、食事とトイレとシャワーの時のみ。
そんな中で、ゴロゴロ横になりながらお部屋の方とお話をするのが楽しみになった。
同じ部屋の方は、私と同じような状態の方がほとんど。
これも何かの縁なのだろう。
お部屋の方達と、たくさん情報交換をすることができたし、出産して元気に退院していく姿を見ることが出来て、本当に勇気づけられた。
入院生活も一ヶ月を過ぎる頃までは、なかなか症状が落ち着かなかった。
そうなると、いろいろ制限され、当然のごとくシャワーをするのも制限された。
清潔が保持できないというのは、ホントに辛いものである。
これひとつで、闘病意欲に大きな差がでてくることを、身をもって感じた。
シャワーができない期間は、身体を拭いたり、助産師さんにシャンプーをしてもらったりした。
最初はチラチラと自分の仕事のことを思い出し、忙しいなかお願いするのは申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
でも、「そんなこと気にしないで~!」と言っていただいてからは、思う存分患者に徹して、お願いすることとした。
そしてある時は、入院生活が長くなった私に、「ストレス爆発する前に、いつでも何でもいいから言ってね。」と言ってもらったことがあった。
ただ単に、ストレスが爆発するといろいろと面倒になるからというのもあるのかもしれないが、私はこの言葉で、「気にかけてもらえてるんだ」と思えたことで、たまりかけていたストレスが、スッとなくなったのだ。
そんなこんなで、入院生活はまもなく三ヶ月に入ろうとし、同時に妊娠生活も終わろうとしている。
なんとかお腹のチビッコは順調に大きくなり、胎動もそれはそれは活発である。
そして私は、日々大きくなっていく自分の体に悪戦苦闘しながらも、どうにか元気に過ごせている。
妊娠当初、妊娠生活が想像できなかったように、まったく以って出産後の生活が想像できていない。
しかし今、頑張って思い描いたところで、正直その通りには進まないのだろう。
だから、ある程度の事前学習はするが、実践あるのみと思うこととした。
さーて、この次にブログをアップできる時には、新しい生活になっているのかな…?
オマケ
入院時に、出しっぱなしにしてきたコタツ。
真夏の今も、そのままの状態らしい。
もうここまできたら、冬までしまわないでおこうか…。(笑)
by kozuenoyu
| 2012-08-03 15:40
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